私が入社5ヶ月で転職をしたこと①～退職編～

どうも、すずめです。

再就職先がなんとか決まりましたので、なぜ私が新卒で入社した会社を5ヶ月足らずで辞めてしまったのかをお話させて下さい。
もしも今仕事が辛くて悩んでいる方へ少しでも力になれたら幸いです。

就職活動について

大学4年生になり、始まった就職活動。
私の第一志望は公務員でした。
地域社会に貢献する働き方がしたいこと、営利目的でないことが良いなと思い3回生のときから勉強をしていましたが、残念ながら公務員にはなれず、気持ちを切り替えていろいろな業界の事務職を中心に就職活動を進めていました。

しかし、事務職は人気の職種でなかなか縁に恵まれずしんどくなってきた私は職種を広げていきます。そして、ようやくアパレル関係の営業職に内定を頂きます。

何とか手に入れた内定、年内まで就職活動をしていたもののモチベーションはぐんと下がりました。心の中に「もうここでいいや」という気持ちがあったのだと思います…

結局、年が明けて自分に無理矢理、理由をつけて「営業をすることで自分が成長できる！！積極的になれる！」と思い込み、なんとかなると前職への入社を決心します。

入社してから

4月初めに研修があり、その時点では「良い同期にも恵まれたし、楽しく仕事が出来る」と思っていました。
配属が決まり、本格的に仕事が始まります。

営業が主な仕事で個人宅にいきなり電話をする、という営業方法でした。いわゆるテレアポです。

いきなり知らない会社から電話がかかってきたら、皆さんどう思いますか？怖いですよね・・・なんでうちの電話番号知ってるのかな？ってなりますよね・・・

そんな感じで毎日毎日電話をして、荒い口調で怒鳴られたり、地域によってはヤ○○っぽい方から怒られたり、極めつけには「警察に言うぞ！！」なんて言われたり・・・心身ともに疲弊していきました。（違法行為なんてしてないのに！！）

唯一救いだったのが、職場の先輩方や上司は親身に私に指導してくださり人間関係にはすごく恵まれていたので最後まで辞めるか辞めないか、本当に悩みました。

でも、毎日知らない人から電話越しに怒鳴られ、数字にも追われ、ボロボロになってしまった私は家事も出来なくなって帰宅するとカーペットの上に寝転んで、ボーっとしながら永遠と泣く日々を過ごしていました。
その異様な光景を見た彼氏に「もう辞めなよ！このままじゃすずめちゃんおかしくなるよ。」と言われ「あ、そんなこと言われるぐらいヤバくなってたんだ」と気付き、心療内科へ通い薬を処方してもらいました。

薬を服用することで少し気持ちがましになりましたが、担当の先生にまず休職しなさいと言われ診断書を書いてもらい、休職することになります。

そして休職期間が終わっても異動が出来ないこと、環境（働き方）は変えられないことを伝えられ、辞める決心をします。

一番辛かったのは、両親に仕事を辞めたいと伝える時でした。

私の父親は中小企業の人事部で新卒から今までずっと働いており、就職活動については私が大学生になる前から口酸っぱく言われてきたので「仕事ってしんどいものだよ、甘ったれるな」・・・言われる言葉まで予想がついていました。

ビクビクしながら私が初めて辞めたい事を言った時、父は「辛かったら辞めてもいいよ、自分の体調と相談して決めたらいい。」と予想外のことを言われ大号泣。気持ちもスッキリしました。今までの人生（たった24年間ですが・・・）で度々訪れていたどん底期でもいつも周りの人には恵まれていたことを再確認しました。